本質に、自分の足で迫る。
MathNotes
Category:Kamizawa's Notes
| MY MATH各章 | |
|---|---|
| 第0章 | 指数関数再考 |
| 第1章 | 無限級数 |
| 第2章 | 位相空間 |
| 第3章 | 積分論 |
| 参考文献 | |
|---|---|
| (1) | 『解析学入門』(著:杉浦光夫) |
| (2) | 『集合・位相入門』(著:松坂和夫) |
概要
数学という世界は奥が深く、簡単に評価でき得ない。 一方で、一部では「かずだけを学ぶもの」として誤解され、また一部では計算の諸法則を与えるだけの無味乾燥なものとして疎んじられている。 その所以は、数学を嗜む心が失われているからではないか。 有用すぎるが故に、目的としてより手段としてのみにばかり注目されるようになったからではないのか。 そして、私自身も世間に関わるようになり、悪酔いをしたためか危うくそのようなくだらぬ考えに陥りそうになった。 今こそ、手段でなく目的としての数学に立ち帰るべきではないか。 そう考えた私は単に手段になり下がってしまった数学を「たしな」み、自らの手で目的へ昇華させようと「ケツイ」を固めた。 たとえ、それがどのような困難な道であっても、数学の世界を納得できるまで自分の足で踏みしめて進んで行く。 それがこの取り組みを始めようとした最初の動機であった。 ところで、数学といえど、それは傍から見れば、自然科学の文法のようなものである。 したがって、文法を張り詰めて研究したからとて何か得るものがあるのか、という反論は止むをえまい。 しかし、自然言語の無味乾燥な文法法則から垣間見える先人たちの知恵・文化・心といったものを享受できる可能性は否めない。 すなわち、それはまるで日本語や英語、仏語の文法を研究していくことと類しており、 それにより日本人や英人、仏人の思考や感性に触れられる、という似たような現象が起こり得ると考えることは全くの的外れである、というわけにもあるまい。 最後に、この試みが私の脱手段化・目的化という自身の最終目標へと拡張することを切に願う。
